介護の専門大学の定員割れと介護福祉士の減少の危機

介護の専門大学の定員割れと介護福祉士の減少の危機

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平成18年のデータでは5人に1人が65歳以上の高齢者で、日本の平均寿命は女性86.39歳、男性79.64歳と言われています。また女性の社会進出が始まり、社会的地位のある女性も増え、晩婚化や少子化の時代にもなっています。これからの高齢社会に備えていくためには、介護職が重要な役割を担っていきます。しかし、介護福祉士などを養成する大学は志願者が少なく定員割れになっているところが少なくありません。少子化の影響も考えられますが、介護を専門に勉強する学生が少ないということは、将来的に介護福祉士の数も減少するということです。また大学で勉学し資格を取得したにも関わらず、違う業種に就いた話も耳にしたことがあります。介護を専門に養成する大学に志願者が増えるためには、また介護の資格取得者が介護職から離職しないためにも、介護のデメリットばかり報じられている情報を払拭する必要があります。そのためにも、介護職の方たちが働きやすい環境を作らなければなりません。体力的・精神的にもきついといわれる介護の現場に、人員が増やせるように国からの援助があったり、職員一人一人の賃金を上げてみたり、様々な方面からのアプローチが欠かせないと思います。私もきついといわれる看護師をしていますが、やりがいのある仕事なのできつい以上に得るものが大きいです。看護する責任の重さ、介護する責任の重さ、それぞれ違いますが、喜びを感じられる職種です。大学でこのようなことが実感でき、介護に興味が持てるよう、大学側も学生にアプローチしていく必要があると思います。高齢社会を支える介護福祉士が増えるよう、国民全員で働きかけなくてはならないでしょう。

介護系大学としての新しい役割

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少子高齢化が叫ばれて久しい昨今、介護系の大学で定員割れが危惧されているというニュースを度々耳にしている。介護職の重労働低賃金を敬遠して介護系大学に人が集まらないせいなのだそうだ。けれど介護職はそんなに人気のない職業なのだろうか?私はそんなことはないように思える。なぜなら介護を仕事として働いている友人は周囲に沢山いるし、親戚の中だけでもすぐに3人以上の名前を挙げることが出来る。確かに全体数としては少なくなっているのかもしれないのだが、それも全入学時代と言われている今なのだから、全体数として大学に進学する総数の関係も起因しているのではないだろうか。友人で一度大学を卒業した後、介護職に転職をしようと学校に入りなおした人がいる。その人は大学に編入し、2年程度の専門課程を経て介護職に就くそうだ。彼にどうして大学に入りなおしたのかと尋ねたら、自分が長男であること、両親の面倒を見なくてはいけないと自覚していること、そうしたことを考えると、介護の資格ないし知識があれば、少なからずそれが役に立つのではないかと考えたのだと話してくれた。彼の言ったことは一理ある。「介護」と言うとどこか遠い場所の遠い出来事のように感じるが、実際そう遠くない将来、自分が経験するであろう事柄なのである。自分の両親も後十数年もすれば介護が必要な状況になるかもしれない。その時に制度や施設を一から探さなくちゃいけない負担を考えるより、仕事としてリアルな環境を目の当たりにしている方が、実感としても得やすく、また必要に迫られた時の対処もしやすいのではないだろうか。だから介護系の大学に行くというのは極論だが、大学は得たい知識を得るものなのだから、介護系の大学の成すべき役割というのも少しずつ多様化してきても良いのではないかと私は思う。